火の周り、砂漠の中

公開中
通年公開(祝日を除く火水定休)※年末年始休館12/24(火)‐1/3(金)
Photo by ANZAÏ

作品情報と地図

作品について

建物の中央に位置する円形の部屋は、星が瞬く里山の夜空のような空間となった。囲炉裏部屋として設計されたこの空間には火を囲んで人が座れるベンチが設えられている。壁の裏側に取りつけた蛍光灯の光が表面に開けた直径1センチメートルほどのたくさんの穴から漏れて室内を照らす。不規則に開いたこの1001個の穴は、アラビアンナイトの物語「千夜一夜」からで、作品タイトルもこの時期の米国のイラク攻撃に言及していることが読み取れる。夏山の木々のような深緑一色の部屋に囲炉裏の煙が上がる時、穴から漏れる光が一層強く映し出される。同じ地球上の異なった場所で同時期に起こっていることを自分の場所で想うことで、よりこの場所に生きることの意味を考えるのではないか。土地の事象に直接関わった作品ではないが、この場所も地球の出来事に関係していることを静かに強く、作品が来訪者に語っていた。(*)

作品情報と地図

作品番号 D057
制作年 2003
時間 [11/11~]10:00-17:00(最終入館16:30)
[10/3~11/10]9:30-17:00(最終入館16:30)
※冬季は営業時間を短縮する可能性があります
料金 [まつだい「農舞台」個別鑑賞券]一般600円、小中300円
[まつだい「農舞台」フィールドミュージアム券]一般1,200円、小中600円
※期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売
休館 火水定休(火水曜が連続した祝日の場合は翌営業日を振休)
※年末年始休館12/24(火)‐1/3(金)
エリア 松代
集落 松代
マップコード 298179365*35
公式サイト https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/art/
公開期間 通年公開(祝日を除く火水定休)※年末年始休館12/24(火)‐1/3(金)
場所 新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内
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