1947年長野県生まれ。1975年愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻修了。「もの派」以降の彫刻の在り方を組み立て直し、問題提起をし続けてきた現代彫刻家。1988年「第43回ヴェネツィア・ビエンナーレ」、2000年光州ビエンナーレアジア賞受賞等国際展での活躍のほか、1995年個展「視線の森」(広島市現代美術館)、2003年個展「森の襞(ひだ)の行方」(愛知県美術館)、2011~2012年「洞穴の記憶」(ヴァンジ彫刻の森美術館)等の展覧会で非西洋的彫刻の可能性を追求した独自の作品により、世界で高い評価を得ている。