1983年、東京生まれ。アーティスト。博士(美術)。東京大学客員准教授。絵画を学び、生命システムや科学哲学を理論的背景として、人間の制作行為(ポイエーシス)の時間性や創発性を探求している。代表作「織物絵画」に見られるように、自己組織的なプロセスやパターンを、絵画やドローイングをとおして表現している。また近年は科学者とのコラボレーションによって、AIのパターン認識/生成や、人間のAIにたいする感性的理解を探るなど、表現領域を拡張しつづけている。
2010年、shiseido art egg賞を受賞。2010-11年、ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ MAファインアートコース(交換留学)、2015年、東京芸術大学美術研究科博士後期課程美術専攻油画(壁画)研究領域修ア。2015-17年、文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンにて滞在制作(ウィーン大学間文化哲学研究室客員研究員)。2018-20年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科非常勤講師。2018-21年、東京芸術大学美術学部絵画科油画 非常勤講師/東洋大学国際哲学研究センター 客員研究員。2024年現在、東京大学客員准教授(比較文学比較文化研究室)、武蔵野美術大学映像学科・東北芸術工科大学大学院・非常勤講師。