【巻上公一】
音楽家、詩人、プロデューサー
ヒカシューのリーダーとして作詞作曲はもちろん、声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを精力的に行っている。トゥバ共和国の喉歌ホーメイは日本の第一人者として知られ、サウンドポエットによる演劇「チャクルパ」シリーズやJAZZ ART せんがわ、熱海未来音楽祭など多彩なプロデュースをしている。音楽アルバムはソロ、ヒカシュー含め多数。
「大地の芸術祭」は、第一回に山下洋輔、梅津和時等と出演。第二回には、「北東アジア音楽祭」をプロデュースした。
詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞。第二詩集『濃厚な虹を跨ぐ』で萩原朔太郎賞にノミネート。 ニューヨークのFoundation for Contemporary Arts から2024年アーティスト賞を受賞
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【ヒカシュー】 メンバー:巻上公一(ボーカル、コルネット、テルミン、尺八)、三田超人(ギター)、坂出雅海(ベース)、清水一登(ピアノ、シンセサイザー)、佐藤正治(ドラムス) 1978年に結成されたノンジャンル音楽ユニット。デビュー当時はニューウェイヴ、テクノポップ・バンドの牽引者として一躍その名を知られたが、その後、抜きんでた即興性と独特な世界観を持つ楽曲が融合する唯一無二のグループとして広く認知されていった。近年は過去の作品も次々リイシューされるなど、若い世代のフォロワーも多く、個性際立つそれぞれのメンバーが自由自在に演奏するライブは圧巻である。 1991年の旧東ベルリンでの海外初公演以降、ヒカシューは12回の海外ツアーを行い、延べ30都市でライブを行ってきた。アルバム『うらごえ』(2012年)で束芋とのコラボレーションが反響を呼ぶ。2014年にはカナダ四都市公演後、ニューヨークで録音された21枚目のアルバム『万感』、チャラン・ポ・ランタンとの共演が話題を呼んだミニアルバム『チャクラ開き』を立て続けに発表。2015年にはアルタイ共和国を旅して創作されたアルバム『生きてこい沈黙』を発表。2016年春、ニューヨークの Japan Societyの招きを受け、井上誠、チャラン・ポ・ランタンと共に伊福部昭の映画音楽に新たな光をあてた「ゴジラ伝説」ライブを開催。同じメンバーでレコーディングも行い、キングレコードからアルバムが発売された。その後、2017年にはアルバム『あんぐり』を発表、2018年には、平沢進、あふりらんぽをゲストに迎えたライブを収めたDVD付きCD『絶景』、2019年にデビュー40周年を記念して『ヒカシュー20世紀ベスト』『ヒカシュー21世紀ベスト』、2020年にパンデミックの中、エストニアで録音された『なりやまず』を発表。その後も2021年漫画家 逆柱いみりのジャケットで『虹から虹へ』を発表するなど、ほぼ毎年新作を制作している。昨年結成45周年を迎え、渋谷CLUB QUATTROにて2daysライブを開催。 第8回大地の芸術祭(2022年)にてイリヤ&エミリア・カバコフの作品にインスパイアされたステージ「『カバコフの夢』を歌う」を発表し、それを元にアルバム『雲をあやつる』(2023)を発売した。 吉祥寺Star Pine’s Cafeにて、6年目のマンスリーライブを敢行中!
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