1975年生まれ、東京在住。デジタル・メディアやパフォーマンス、立体、音楽、インスタレーションなどあらゆる表現形態を横断しながら、ナルシシズム的な行為の所以に関心を寄せ、作品はトーテミズムと表される特定の社会集団と自然物や人工物との特別な関係、偶像崇拝、またフェティシズムへと向かう人間の欲求が展開される。それによって、私たちは自らの最大の孤独を、遠い世界で乗り越えようとすると考えている。近年の作品には日本製の最先端ロボットが使われ、科学技術が発達した未来におけるアイデンティティや信念の役を試演するものやジェンダー、人格、非現実的な存在感、むき出しにされた社会状況に関する新たな展望を探求するものがある。
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