1977年ポーランド、シュチェン市生まれ。ワルシャワとパリに在住し活躍中。2003年クリスチャン・ボルタンスキーのマルチメディア・アトリエで学び、ボザール・ド・パリ卒業。初期作品は、パリ市立近現代美術館での展覧会「私は奇跡を今でも信じている」、2005年のカルティエ財団での「ジェンレーブ」など、フランス主要施設で発表。この時期に、ビデオインスタレーションとワックス彫刻を組み合わせたプラスチック作品を始める。以降、上海やブエノスアイレス、ワルシャワ、ニューヨークをなど世界中のアートセンターや美術館で展示されている。近年の作品はサイエンスとフィクションの関係に焦点を当てており、ビデオインスタレーションからは、サイエンスフィクションに近い神話を生み出している。作家の芸術的探究は、チェルノブイリ地域、福島市、メキシコのナイカ洞窟など、失われた、未知で、また危険な場所に根差し、常に関心を持っている。